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拠点間をつなぐWAN回線

WANとは

  • Wide Area Network:広域通信網
  • 通信事業者が用意した設備を使って,離れた場所にある拠点間を結ぶ通信サービス
  • 拠点間を結ぶ
  • WANの回線には、回線ID又は電話番号が割り当てられる。

WANの回線の種類

閉域網 事業者が運用して正規の利用者(契約者)以外が利用できない網
インターネット 回線の保証がない代わりに、安い。


WANの種類

種類 説明
専用線
フレームリレー
IP-VPN
MPLS-VPN
30拠点以上
レイヤー3のサービス
各拠点にルータかL3スイッチが必要
広域イーサーネット 30拠点以下(ルータの負荷のため)
レイヤー2のサービス
各拠点にL2スイッチが必要
インターネットVPN
(IPSec VPN)
(SSL VPN)
10拠点以下の小規模WAN
インターネット回線を利用
各拠点で固定IPのプロバイダ契約が必要。
各拠点にVPN装置が必要(例 ファイアウォール、ルータなど)
企業が自前で構築するケースが多い。
エントリーVPN 拠点ごとのネットワークセグメントが1セグメントまでしか利用できない(複数セグメント不可)
第5回 ブロードバンド時代の新潮流(エントリーVPN)


IP-VPN

  • 30拠点以上
  • レイヤー3のサービス
  • 各拠点にルータかL3スイッチが必要


広域イーサーネット

  • 30拠点以下(ルータの負荷のため)
  • レイヤー2のサービス
  • 各拠点にL2スイッチが必要
  • 100Mで、距離によって、20万円~60万円など
ビジネスイーサ ワイド NTT東日本 https://www.ntt-east.co.jp/business/service/wide/
KDDI Powered Ethernet
(PEN ペン)
KDDI http://www.kddi.com/business/network/intranet/powered-ethernet/
ULTINA Wide Ethernet SoftBank (アルティナ)
https://www.softbank.jp/biz/nw/wideether/


インターネットVPN

  • 10拠点以下の小規模WAN
  • インターネットのため経路が保証されていない。
  • 障害時も通信事業者は対応してくれなく、自分たちで対応しなければならない。
  • 各拠点にVPN装置が必要
  • IP-VPNや広域イーサネットの数分の一から十分の一程度の値段

参考


統合VPN

フレッツVPNワイド NTT
SmartVPN Softbank https://www.softbank.jp/biz/cloud/nw/smartvpn/
KDDI Wide Area Virtual Switch
(WVS)
KDDI
Universal one NTTcom





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network/wan/index.html.txt · 最終更新: 2018/06/02 02:13 by kurihara

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