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クラウドを利用する際に注意しなければならないこと

費用が高い

クラウドは決して安くはありません。
また、複数のクラウドサービスを使うのが普通ですので、どんどん金額が高くなります。
規模が大きいほど影響が大きいです。

10人 x 1,000円/月 x 5クラウド = 50,000円/月
100人 x 1,000円/月 x 5クラウド = 500,000円/月
500人 x 1,000円/月 x 5クラウド = 2,500,000円/月
1,000人 x 1,000円/月 x 5クラウド = 5,000,000円/月

10人 x 1,000円/月 x 10クラウド = 100,000円/月
100人 x 1,000円/月 x 10クラウド = 1,000,000円/月
500人 x 1,000円/月 x 10クラウド = 5,000,000円/月
1,000人 x 1,000円/月 x 10クラウド = 10,000,000円/月


利用クラウドの信頼性

Office365でも利用できないことがあります。
クラウドによっては、常に変更作業を行っているので、平日日中でも失敗して利用できないこともあります。
しかも、15分とかではなく、急に、3時間とか5時間とか使えないことがあります。


メンテナンス作業日程

メンテナンス日、時間を決められないことがあります。


体感速度が遅い

利用する目的によっては、オンプレよりも、クラウドの体感速度が遅くなってしまいます。
その原因は、距離の問題とWebブラウザー操作によるものです。

例えば、仮想デスクトップ(VDI)やファイルサーバなどが特に影響があります。


妥協が必要

オンプレのような機能を要求してみ、クラウドサービスでは対応していないこともあります。
特に海外系のクラウドはそうです。
妥協しないでなんとか実現しようとすると、オンプレ以上の時間がかかってしまいます。


自分たちの手の届かない所で障害発生

クラウドも障害が発生します。
自分たちの手の届かない所で障害発生してしまいます。
障害発生したら、障害報告書をもらえばいいというものではないです。


他社の影響を受ける可能性がある

例えば、ある企業がDDoS攻撃を受けたら、同じクラウドサービスを利用していると影響を受けてしまいます。


ベンダーロックイン

技術力がないまま、簡単に導入できたとしても、変えたいときにどうすればいいのか分からなくなってしまいます。
もっといいサービスがあっても、手を出しずらくなってしまう。
別のサービスに引き継げるか?

特にファイルサーバやナレッジのクラウドを利用する場合に注意が必要です。


サービスが重複

複数のクラウドサービスを利用する場合、サービスが利用していることもあります。
使わない機能にお金が発生してしまうのです。





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cloud/cloud-warning.html.txt · 最終更新: 2018/06/30 18:27 by kurihara

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