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ファイルサーバの比較、オススメ



ファイルサーバ

現時点では、ファイルサーバはこれがベストだというのがないです。
だからこそ、選定が重要です。

ファイルサーバを何にするかによって、会社全体の作業効率が決まってしまいます。
求める要件が厳しくすればするほど、選定の幅を狭め、作業効率を下げてしまうので、妥協点を見つけましょう。


ファイルサーバの選定

ファイルサーバに求める機能

機能 補足
アクセス権限 ファイルサーバ機能に影響なく、権限設定などが行えるか?
チェックアウト機能 Windowsの共有だけだと、誰が編集中かわからない時があります
ショートカット
バージョン管理 前のバージョンに戻せるか
ゴミ箱機能 削除後復旧
ファイル名、ディレクトリ名検索 ・権限のある項目だけが表示されるか?
全文検索 ・権限のある項目だけが表示されるか?
アクセスログ 閲覧時のログも残したいか
バックアップ・リストア ファイル単位でできるか
マルウェア対策


機能補足

WebベースやSaaSでは、一般的な操作だと思うこともできないことがあるので注意が必要です。


SaaSの場合の機能


SaaS、IaaS、オンプレの比較

SaaSのファイルサーバ
IaaSのサーバをファイルサーバとする
オンプレのファイルサーバ


個人的考え

一つのファイルサーバで、やりたいこと全てをやろうとするのではなく、
適材適所に保存するのがいいかと思っています。

例えば、バージョン管理をしたく、閲覧中心の場合はSubversionにするとか。
一時的なファイルの置き場は安い物にし、バージョン管理不要にするとか。


SaaSでファイルサーバ

box Business

https://www.box.com/ja-jp/home

StarterBusiness
価格 ¥550ユーザー/月 ¥1,800 ユーザー/月
ストレージ容量 100 GB 無制限
アップロードサイズ 2 GB 5 GB
認証 2 要素認証 2 要素認証
シングルサインオン統合(SSO)
富士通は、クラウドストレージサービス「Box」を導入した。社内のグローバルコミュニケーション基盤として活用する。顧客も含めた社内外のコラボレーションを促進し、安全なファイル共有を可能にする。

https://japan.zdnet.com/amp/article/35119028/?__twitter_impression=true


Dropbox Business

https://www.dropbox.com/ja/business

StandardAdvanced
費用(年払い) ¥1,250/月(1 ユーザー) ¥2,000/月(1 ユーザー)
容量 2 TB(2048 GB) の容量
サポート ライブ チャット サポート 営業時間内の電話サポート
スマートシンク


SharePoint Online

Office365を契約すると利用できるSharePoint

注意事項
OneDrive for Business

Microsoftには、OneDrive for Businessもありますが、これは、個人用のストレージになり、
複数人で利用するための製品ではありません。


Google Workspace(旧称 G Suite)の共有ドライブ(旧チームドライブ)

複数の人が共有するファイルを、保存しておくことができるスペース
共有ドライブ(旧チームドライブ)に置かれるファイル/コンテンツは個人だけのものではなく、チームに属することになります。

注意事項
TIPS
参考


Google Workspace(旧称 G Suite)のマイドライブ

無料の個人アカウントでも利用できるのが「マイドライブ」です。
「マイドライブ」は自分のためのストレージです。

「ショートカット」機能
注意事項
共有アイテム

自分以外のユーザーからファイルやフォルダが共有されると、「共有アイテム」に表示されます。
共有アイテムにあるファイルやフォルダは自分以外のユーザーのマイドライブにあるものが共有されたものです。
共有アイテムにあるファイルを編集すると自分以外のユーザーのファイルが書き変わることになるのでご注意ください。
また、共有アイテムにあるファイルやフォルダは、オーナー以外は削除することはできません。
ただし、一覧から削除することは可能です。

【2018年版】今更聞けないGoogle ドライブの基本的な使い方から他サービスとの比較まで - エブリデイGoogle Workspace

ドライブ ファイル ストリーム
フォルダを作成してファイルを整理可能


Amazon WorkDocs


Directcloud-BOX

http://directcloud.jp/

ファイル共有を実現するユーザー数無制限の法人向けオンラインストレージ




IaaSかオンプレで利用できるファイルサーバ

サーバを導入し、ミドルウェアとして、ファイルサーバ機能を提供する方法です。

クラウドの場合、ハードウェア故障により、長時間サーバが利用できないということはないため、1台構成で動かすことも可能です。

オンプレの場合ハードウェアが故障した場合、1サーバしかないと、
ファイルサーバがずっと使えなくなってしまいますので、コントローラが2個あるストーレージ上にデータを置くのが一般的です。

もしくは、ストレージを利用しない構成にする場合、2台目に同期ができるような仕組みにしましょう。





Windows Serverのファイル共有

クラウドにWindows Serverを構築し、ファイル共有する

注意事項


LinuxのSamba


Subversion

権限を細かく制御しないのなら、Subversionはいいと思っています。


NetApp

オンプレの場合は、コントローラ2個搭載し、1個故障しても問題ないようにしておきたいです。





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